子どもの寝汗の原因と対策
原因の特定
寝汗は、子どもがベッドに多くの服を着ている、厚い毛布を使用している、部屋が暖かすぎるなど、環境要因だけで起こることがあります。医師はまずこれらの明らかな原因を除外し、睡眠中に濡れた衣類やシーツで目覚める頻度を確認します。
甲状腺機能亢進症
甲状腺が過剰にホルモンを分泌すると、子どもは眠っている間に1時間に1リットル近くの汗をかくことがあります。疲労感、腹痛、原因不明の体重減少を伴うことが多いです。
がん
ホジキンリンパ腫や非ホジキンリンパ腫、肝臓腫瘍、悪性黒色腫(皮膚がん)などは、発熱がなくても寝汗を引き起こすことがあります。早期に医師の診察を受けることが重要です。
結核
結核は肺を主に侵す細菌感染で、進行すると高熱と共に寝汗が現れます。感染が疑われる場合は速やかに検査が必要です。
HIV感染
インフルエンザ様の症状(発熱、寝汗)が続く場合、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染の可能性があります。血液輸血や不適切に消毒された注射針などで感染することがあります。
その他の可能性
脳性麻痺、自己免疫疾患、胃食道逆流症なども寝汗の原因となります。上記は代表的な例で、全てではありません。
子どもの寝汗が頻繁に続く場合は、早めに小児科医に相談し、必要な検査を受けることが推奨されます。
