軍事訓練から帰宅したばかりの彼が下痢と嘔吐で苦しんでいます。私にできる対策は?
考えられる原因
旅行関連の感染症
熱帯や発展途上国への渡航に伴い、ジアルジア症やクリプトスポリジウム症などの寄生虫感染、または大腸菌や腸チフスといった細菌感染が起こることがあります。主な症状は下痢、吐き気、嘔吐、発熱です。
食中毒
汚染された食べ物を摂取すると、嘔吐や下痢を伴う食中毒になることがあります。
炎症性腸疾患(IBD)
クローン病や潰瘍性大腸炎など、腸管の炎症・損傷が原因で下痢が頻発します。
過敏性腸症候群(IBS)
腸の機能異常により、腹部の痙攣、膨満感、下痢や便秘が交互に現れます。
ストレス・不安
長期的または強いストレスが腸の働きを乱し、下痢を引き起こすことがあります。
まず取るべき対策
- 水分と電解質を十分に補給し、脱水を防ぎましょう。ペディアライトやスポーツドリンクが有効です。
- カフェイン、アルコール、乳製品、辛いものや脂っこい食事は避け、胃腸への刺激を減らします。
- バナナ、白米、トースト、クラッカーなど、消化に優しい淡白な食事を取ります。
- 十分な休養を取り、体力回復を促します。
症状が続く場合は医療機関へ
以下の症状が2日以上続く、または急激に悪化した場合は速やかに受診してください。
- 激しい腹痛
- 便に血が混じる
- 体温が38.3℃(101°F)以上の発熱
- 口が乾く、めまいがする、尿量が減少するなどの脱水症状
特に免疫力が低下している人や、最近熱帯・発展途上国を訪れた人は、早めの診察が重要です。
