抗原提示細胞として知られる細胞はどれですか?
抗原提示細胞(APC)とは
抗原提示細胞(APC)は、免疫系の細胞で、外来物質の断片(抗原)を捕獲・加工し、表面に提示してT細胞に認識させる役割を担います。主なAPCは以下の通りです。
1. 樹状細胞
樹状細胞は最も強力なAPCで、全身の組織に分布しています。抗原を捕獲・加工した後、リンパ節へ移動し、T細胞に抗原を提示します。
2. マクロファージ
マクロファージは大型の食作用細胞で、組織や血液中に存在します。外来粒子を貪食・分解し、その抗原をT細胞に提示します。
3. B細胞
抗体産生細胞として知られるB細胞も、抗原提示細胞として機能します。B細胞は\"B細胞抗原提示\"と呼ばれるプロセスでT細胞に抗原を提示します。
4. 濾胞樹状細胞(FDC)
濾胞樹状細胞はリンパ節の胚中心に存在する特殊な樹状細胞です。抗原を表面に保持し、B細胞がそれと相互作用して記憶B細胞や形質細胞へ分化するのを助けます。
これらのAPCは、抗原をT細胞に提示し、免疫応答を開始・調節する上で不可欠な役割を果たします。
