炎症を評価する臨床検査とは
炎症検査の主な目的
- 炎症性疾患の診断
- 疾患の活動性・重症度の評価
- 治療効果のモニタリング
代表的な炎症マーカー検査
- C反応性タンパク質(CRP):肝臓で産生され、炎症開始数時間以内に上昇し、数日間高値を保つ。
- 赤血球沈降速度(ESR):血中の炎症性タンパク質増加により赤血球が速く沈降する。
- 白血球数(WBC):免疫細胞である白血球の数が炎症に伴い増加する。
- インターロイキン類:白血球などが産生するシグナルタンパク質で、炎症時に上昇する。
- 腫瘍壊死因子α(TNF-α):マクロファージ等が分泌し、炎症反応を促進する。
その他の検査例
- 血液培養:炎症の原因となる細菌や真菌を同定。
- 尿検査:泌尿器系の炎症の有無をチェック。
- 便潜血検査:消化管の炎症や出血を検出。
- 画像診断:X線、CT、MRI などで炎症部位や組織損傷を可視化。
検査の選択は、疑われる炎症の原因や患者の症状に応じて医師が判断します。
