MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の症状と対処法
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)は、メチシリンや他のペニシリン系抗生物質が効かない黄色ブドウ球菌感染です。入院・介護施設での院内感染、またはスポーツ施設などでのコミュニティ感染があります。皮膚に開いた傷口から侵入し、肺炎や重篤な合併症を引き起こすこともあります。
初期の皮膚症状
- 赤みを帯びた発疹や蜂窩織炎のように見えることがあります。
- 虫刺されや膿瘍に似た形状になることもあります。
- 患部は触れると温かく、痛みを伴うことがあります。
進行した皮膚症状
- 感染が拡大すると膿がたまり、皮膚の奥まで達した膿瘍となります。排膿が必要になることがあります。
- 複数部位に膿がたまる「カーボンクル」や、黄化してかさぶたになる水疱性の「膿痂疹(にんかしん)」が見られます。顔面にできやすく、非常に感染力が強いです。
眼の症状
- まぶたの腺が感染し、麦粒腫(ものずりょう)として腫れや痛みが現れます。
重症化した場合
- 発熱・悪寒、血圧低下、関節痛、頭痛が続くことがあります。
- 呼吸困難や全身に広がる発疹が現れたら、緊急の医療が必要です。
その他の兆候・症状
- 抗生物質治療を開始しても2〜3日で改善しない、または感染が急速に拡大する場合はMRSAの可能性が高いです。
- 早期に適切な診断と治療を受けないと重篤化します。
