抗生物質投与後24時間で連鎖球菌はまだ感染力がある?白い斑点は何を示すのか
連鎖球菌(Streptococcus pyogenes、通称A群溶血性レンサ球菌)は、いわゆる「咽頭炎」の原因菌です。抗生物質を服用してから約24時間が経過すれば、通常は感染力がなくなります。なぜなら、抗生物質は24時間以内に他人に伝染させる可能性のある菌をほぼすべて死滅させるからです。
しかし、医師から処方された抗生物質は、症状が改善したと感じても必ず全コースを完了させることが重要です。途中で中止すると、残存菌が再び増殖し、症状の悪化や合併症、再感染のリスクが高まります。
喉や扁桃に見られる白い斑点(膿性の分泌物)は、必ずしも「まだ感染力がある」ことを示すわけではありません。白斑は溶連菌性咽頭炎の典型的な所見ですが、ウイルス性咽頭炎や他の細菌感染、炎症性疾患でも現れることがあります。
感染力が残っているかどうかの判断基準
- 抗生物質投与後24時間以上経過しているか
- 熱が下がり、喉の痛みが改善しているか
- 医師が「感染力はなくなった」と診断したか
最も確実なのは、主治医に相談し、必要に応じて喉スワブ検査などで菌の有無を確認してもらうことです。
