妊娠中の酵母感染症(カンジダ症)について
妊娠と酵母感染症
妊娠中はエストロゲンが増加し、酵母感染症(カンジダ症)にかかりやすくなります。カンジダ・アルビカンスという真菌が過剰に増えることで起こります。エストロゲンの上昇で膣がアルカリ性になり、カンジダの増殖に適した環境が整います。
主な症状
- 膣や外陰部のかゆみ・灼熱感
- 白っぽいまたは黄色っぽい濃厚な分泌物
- 性交時の痛みや不快感
- 排尿時の痛みや不快感
妊娠中の治療法
妊娠中に酵母感染症が疑われる場合は、必ず医師の診察を受けましょう。使用できる薬は限られており、医師が安全で効果的な治療薬を処方します。市販の抗真菌薬の中には妊娠中に使用できないものもあるため、自己判断で使用しないことが重要です。
予防策
- 綿素材の下着やストッキングを選ぶ
- 締め付けの強い衣服は避ける
- 濡れた服はできるだけ早く着替える
- 膣洗浄(デューチング)は行わない
- 無香料の石鹸で外陰部をやさしく洗う
- 果物・野菜・全粒穀物を中心としたバランスの良い食事を心がける
- 糖分の多い食品や飲料は控える
- 毎日プロバイオティクスサプリを摂取する
酵母感染症について不安や疑問がある場合は、遠慮せずに産婦人科医に相談してください。
