腹膜炎:命に関わる腹部感染症のリスクと原因を理解しよう

腹膜とは

腹膜は腹腔を覆う薄く透明な膜で、胃・腸・肝臓・腎臓などの腹部臓器を保護します。また、少量の腹膜液が分泌され、臓器同士が摩擦なく滑らかに動くよう潤滑します。

腹膜炎の原因

腹膜に感染が起こる状態を腹膜炎と呼びます。主な原因は次の通りです。

  • 虫垂破裂
  • 腸穿孔
  • 胆嚢破裂
  • 骨盤内感染
  • 分娩時の感染
  • 手術後の感染

腹膜炎の症状

腹膜炎は迅速に進行し、放置すると敗血症へと移行し命に関わります。主な症状は以下です。

  • 腹痛
  • 発熱・寒気
  • 吐き気・嘔吐
  • 下痢または便秘
  • 膨満感・腹部張り
  • 腹部の圧痛
  • 心拍数増加
  • 血圧低下

これらの症状が現れたら、すぐに医療機関を受診してください。

腹膜炎の治療法

治療は早期開始が鍵です。一般的には以下の3つが組み合わされます。

  • 抗生物質投与:感染原因菌を除去します。
  • 外科手術:感染源の除去や腹腔内の膿の排出が必要な場合に実施します。
  • 支持療法:鎮痛剤、点滴による水分・栄養補給、必要に応じた集中治療などが含まれます。

適切な治療を受ければ、腹膜炎は多くの場合回復可能です。

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