急性腹症の主な原因は何ですか?

急性腹症とは、突然の激しい腹痛が出現する状態を指します。原因は多岐にわたり、早期の診断と治療が重要です。

主な原因一覧

虫垂炎

大腸に付属する小さな指状の虫垂が炎症を起こすことで、急性の腹痛が生じます。

穿孔性潰瘍

胃や十二指腸の粘膜が穿孔し、胃内容物が腹腔に漏れ出すことで激しい痛みと腹膜炎を引き起こします。

腸閉塞

腸管が何らかの原因で閉塞し、便やガスの通過が妨げられる状態です。

胆石性胆嚢炎(胆石疝痛)

胆石が胆管を塞ぎ、激しい腹痛を伴います。

膵炎

膵臓の炎症により、上腹部から背部にかけての強い痛みが出ます。

憩室炎

大腸の小さな嚢(憩室)が炎症や感染を起こす状態です。

腸間膜血栓症(腸間膜虚血)

腸への血流が不足し、急性の腹痛を引き起こします。

骨盤内炎症性疾患(PID)

女性の生殖器官が感染し、下腹部に強い痛みが現れます。

子宮外妊娠

受精卵が子宮外(主に卵管)に着床し、破裂すると急性腹症となります。

腎結石

腎臓や尿管に結石ができ、尿路が閉塞して激しい疼痛を伴います。

腹部大動脈瘤破裂

腹部大動脈の瘤が破裂し、生命を脅かす出血を起こします。

卵巣嚢胞

卵巣に液体がたまった嚢胞ができ、破裂や捻転で急性腹痛を生じます。

卵巣捻転

卵巣嚢胞が捻れて血流が遮断され、激しい痛みが発生します。

鼠径ヘルニア

腹壁の弱点から腸管や脂肪組織がはみ出し、炎症や閉塞を起こすことがあります。

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