ペパーミントオイルが過敏性腸症候群(IBS)に与える効果と注意点
米国では約10〜15%の成人が過敏性腸症候群(IBS)に悩んでいます。従来の薬に加えて、ペパーミントオイルを用いた自然療法が注目されています。
機能
自然療法の専門家は、ペパーミントオイルが消化管の痙攣を抑え、腹痛を和らげるとしています。そのため、腸壁を通過して小腸で放出される腸溶カプセルに入れて服用することが推奨されます。
臨床的エビデンス
2001年にミズーリ大学(米国)で行われた研究では、IBSの子どもの75%がペパーミントオイルカプセルで症状が改善しました。また、2007年にイタリア・アンヌンツィオ大学で実施された研究でも、成人の75%が同様の効果を確認しています。
効果が現れるまでの期間
両研究とも、投与開始から2〜4週間で症状の改善が報告されています。
推奨用量
メリーランド大学医療センターは、1カプセルに0.2 mlのペパーミントオイルを含む製品を、1日2〜3回、1〜2カプセル服用することを推奨しています。
留意点
現在の臨床データは有望ですが、効果を確定するには更なる研究が必要です。
注意事項
食道裂孔ヘルニアや胃食道逆流症(GERD)がある方、妊娠・授乳中の方は、ペパーミントオイルの服用を避けるべきです。
