過敏性腸症候群(IBS)の症状と食事管理
IBSの主な症状
IBS(過敏性腸症候群)の最も一般的な症状は、腹部、特に下腹部の痛みです。便秘や下痢が交互に現れることが多く、痛みや恥ずかしさを伴います。膨満感や排便が不十分だと感じることもあります。軽度のIBSでは症状がほとんど出ないこともありますが、重度になると上記すべての症状が現れます。医師は排便の頻度や形状、食後の痛み、排便で和らぐ痛みなどを詳しく聞き取ります。
食事とIBS
便秘が主な症状の場合は、食物繊維を多く含む食品を積極的に摂りましょう。全粒穀物、皮ごと食べる果物、種子、麦ふすま・胚芽、ブロッコリーやカリフラワーなどの十字花科野菜が効果的です。豆類も繊維が豊富ですが、ガスが出やすい方は量に注意してください。
すべての人に共通するIBSの「トリガー食」はありませんが、症状を悪化させやすい食品は避けた方が無難です。カフェイン(コーヒー、炭酸飲料、チョコレート)、乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト)、脂っこい揚げ物、過剰な糖分は控えめにしましょう。また、1日6杯(8オンス)程度の水分をしっかり摂取することが重要です。
食事日記をつけて、何を食べたかとその後の症状を記録すると、自分に合ったパターンが見えてきます。排便のタイミングや痛みの有無も合わせてメモすると効果的です。
ストレスとIBS
ストレスはIBSの症状を悪化させることがあります。完全にストレスを排除することは難しいですが、適切に対処することが大切です。定期的な運動、趣味の時間、毎日数分間のリラックス時間を設けるなど、ストレス管理の方法を取り入れましょう。
医師への相談
新しい食事法や生活改善を始める前には必ず医師に相談してください。IBSが疑われる場合は、症状を記録した食事日記を持参すると診断や治療計画に役立ちます。症状が急激に悪化した場合は、すぐに医師に連絡するか、救急外来を受診してください。
