なぜ大人になると乳糖不耐症になる人がいるのか
乳糖不耐症とは
乳糖は牛乳に含まれる糖で、これを分解する酵素はラクターゼです。乳児期は多くの人が十分なラクターゼを持っていますが、成長とともに酵素の産生が減少し、成人になると乳糖を消化しにくくなることがあります。
遺伝的要因と人種差
ラクターゼ活性は遺伝子で決まり、特定の民族では乳糖不耐症の割合が高くなります。例えば、アジア系の人々の75〜90%が何らかの乳糖不耐症を持つと推定されています。
その他の要因
小腸の病気や外傷、特定の感染症などもラクターゼ活性を低下させ、乳糖不耐症を引き起こすことがあります。
診断方法
乳糖不耐症かどうかを確実に判断するには、呼気水素試験(hydrogen breath test)が最も一般的です。
