静脈内投与(IV)プロトコル
静脈内投与(IV)は、薬剤を血流に直接投与する重要な方法です。シリンジによる単回注射や、機械で長時間にわたって自動的に投与する方法があります。血管内に直接投与されるため、薬剤は体内に速やかに吸収されます。
安全性の確保
- 医療従事者は「5つの適正(right)」(適正な薬、適正な量、適正な時間、適正な投与経路、適正な患者)を必ず確認し、投与ミスを防止します。
- 投与薬が患者の既存の薬剤と相互作用しないかをチェックします。
- 毎回清潔な針を使用し、穿刺部位はアルコールで消毒します。
ボーラス投与
- ボーラスとは、1回で投与する単回量のことです。正確な薬量を測定し、必要に応じて希釈し、シリンジに充填して静脈または他の血管アクセス部位に直接注入します。
- IVラインを使用する場合は、投与前後に生理食塩水でラインを2回フラッシュします。
サラインロック(Saline Lock)
- サラインロックは、間欠的に薬剤を投与できる末梢IV装置です。使用前にヘパリンでフラッシュが必要な機器もあります。
- 針または針コネクタをラテックスキャップに取り付け、シリンジを軽く引くことで接続確認を行います。チューブに血液が逆流すれば、ロックが正常に機能しています。
投与後のフォローアップ
- 投与後は、アレルギー反応や副作用の有無を継続的に観察します。
- 使用済みのIV関連資材は、感染防止のために適切に廃棄します。
- 点滴速度や機器の電源・設定は、患者の状態に合わせて定期的にチェックします。
