O型陽性の人はO型陰性の人に腎臓を提供できるか?

結論

O型陽性のドナーは、O型陰性のレシピエントへ腎臓を提供することはできません。

血液型と抗原の違い

血液型は、赤血球表面に存在する抗原の有無で決まります。
・O型陰性(O-): A・B・Rh抗原がすべて欠如している。
・O型陽性(O+): Rh(D)抗原が存在するが、A・B抗原は持たない。

なぜ移植が不可能なのか

O型陽性の腎臓にはRh(D)抗原が付いています。
受取人がO型陰性の場合、このRh抗原は「外来物質」と認識され、免疫系が抗体を産生して腎臓を攻撃します。結果として急性拒絶反応が起こり、移植は失敗します。

適合するドナーの条件

腎臓移植では、血液型が一致するか、少なくとも受取人が持たない抗原をドナーが持たないことが必要です。したがって、O型陰性の受取人にはO型陰性のドナーが適しています。

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