腎臓の正常なタンパク質レベルとは?
腎臓の機能が低下すると、血液中のタンパク質が尿に漏れ出し、血清タンパク質と尿中タンパク質のレベルが正常でなくなります。
基準値
- 尿中アルブミン(タンパク質)の測定は、ランダム尿サンプルで 0〜8 mg/dL、時には 10 mg/dL までが正常とされています(メリーランド大学医学センター)。
- 血清アルブミンの正常範囲は 3.4〜5.4 g/dL です。
臨床的意義
- 尿または血液中に異常な量のタンパク質が検出されると、糸球体腎炎などの腎臓病や他の重大な健康問題の早期サインとなります。
診断名
- 尿中タンパク質が高い状態は「タンパク尿(proteinuria)」と呼び、特にアルブミンが増加している場合は「アルブミン尿(albuminuria)」と呼ばれます。
治療法
- タンパク質レベルを正常に戻し腎機能を保護するため、血圧降下薬の一種であるアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬が処方されることがあります。高血圧がなくても使用されます。
留意点
- 尿中タンパク質の増加は、脱水や尿路感染症など腎臓以外の原因でも起こります。これらの場合は、適切な水分補給や感染治療により正常に戻ります。
