浮腎(浮遊腎)の兆候と症状
定義
浮腎(浮遊腎)は、立位になると腎臓が骨盤側へ下がる状態です。女性に多く見られ、症状がなければ特に治療は必要ありません。
原因
多くは先天的な靭帯の緩みが原因ですが、腹部への強い衝撃や重いものを持ち上げた際の外傷でも起こり得ます。
症状
一部の患者は、吐き気、寒気、疼痛、高血圧、尿中の血液やタンパク質の検出などの症状を訴えます。立っていると痛みが強くなることが多く、横になると軽減します。
診断
症状が出た場合に診断が行われます。診察に加えて、腎臓や膀胱のX線撮影(IVP)や超音波検査、CTなどが用いられます。
治療
症状が軽度であれば生活指導で対処できますが、疼痛や合併症が続く場合は腎臓固定手術(腎固定術)が選択されます。
