血中カリウム上昇は何を意味するか?

高カリウム血症は、全症例の約4割が腎臓疾患に起因し、適切な治療が遅れると致命的になる可能性があります。主な症状は皮膚のしびれ、筋力低下、不整脈、手足の感覚麻痺などです。

定義

血中のカリウム濃度が異常に高くなる状態を「高カリウム血症(ハイパーカリミア)」と言います。通常は腎臓が余分なカリウムを尿中に排泄したり、消化管からの吸収を抑えることで調整されます。

原因

高カリウム血症の主な原因は腎不全です。その他には、アルドステロン欠乏症(副腎機能低下症)、筋肉や組織の損傷、酸性血症、重度のやけどや感染症などがあります。

専門家の見解

2009年1月のJournal of Cardiovascular Medicineによると、高カリウム血症のリスク要因は高齢者、白人女性、腎機能低下、ACE阻害薬やARBといった降圧薬の使用です。

診断

血中カリウム濃度上昇は心電図(EKG)に特有の変化をもたらすため、心電図検査が診断に有用です。

注意点

腎不全や高カリウム血症の既往がある場合、塩分代替品の使用は避けてください。

また、バナナ、オレンジジュース、メロンなどカリウム含有量の多い食品は控えることが推奨されます。

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