腎臓結石の除去方法と手順
診断と原因
通常、尿はゆっくりと流れますが、尿中の結晶抑制物質が不足すると、カルシウムやリン酸が結晶化し、腎臓や尿管に小さな結石ができることがあります。これが腎臓結石です。
保存的治療(自然排出)
小さな結石は大量の水分(1日2〜3リットル)を摂取して尿量を増やすことで、自然に尿路へ流れ出すことが期待できます。痛みが強い場合は鎮痛剤を併用し、軽い運動を行うと結石が移動しやすくなります。
体外衝撃波結石破砕術(ESWL)
体外衝撃波結石破砕術は、手術を伴わずに体外から衝撃波を照射し、結石を細かく砕く方法です。砕かれた破片は尿とともに排出されますが、出血や腹部痛、血尿が起こることがあります。外来で行えることが多く、必要に応じて複数回の治療が行われます。
経皮的腎石摘出術(PCNL)
大きな結石や衝撃波が届かない結石には、経皮的腎石摘出術が適用されます。背部に小さな切開を入れ、腎鏡を用いて結石を直接取り除きます。場合によっては超音波や電気水力エネルギーで砕いてから除去します。入院が必要ですが、結石を完全に除去できる点が利点です。
尿管鏡下結石除去術
結石が尿管に詰まった場合は、尿管鏡下手術が行われます。尿道から膀胱、尿管へとスコープを挿入し、結石を直接摘出するか、超音波や電気水力エネルギーで粉砕して排出します。切開は不要です。
