深部静脈血栓症(DVT)の治療法
深部静脈血栓症(DVT)とは
深部静脈血栓症(DVT)は、体の深部静脈に血栓ができる状態です。主に大腿部やふくらはぎで見られますが、上肢や腹部でも発生することがあります。症状としては血栓部位の痛みや腫れがありますが、無症状のまま偶然発見されることも多いです。血栓が拡大し血流を阻害したり、肺に流れ込む(肺塞栓)と致命的になる可能性があるため、速やかな治療が必要です。
必要なもの
- 抗凝固薬(ヘパリン、ワルファリンなど)
- 段階的圧迫ストッキング
治療手順
- 抗凝固薬を医師の指示通りに服用・注射する。通常は皮下にヘパリンを注射し、経口でワルファリンを服用します。正しい使用方法を医師に確認し、疑問点は必ず質問してください。
- 安静時に脚を高く上げる。足を心臓より高く保つことで、痛みや腫れの軽減が期待できます。
- 段階的圧迫ストッキングを着用する。足首から膝下または膝上まで覆うストッキングは、再発予防や後遺症(血栓後症候群)のリスク低減に役立ちます。最低1年間は着用し、サイズは医師に相談して適切なものを選びましょう。
- 毎日適度に歩行し、血液循環を促す。長時間座っている場合は、1時間ごとに3〜4分程度立ち上がって歩くか、足の筋肉を動かす運動を行いましょう。
