めまいの種類と主な原因
内耳性位置めまい(良性発作性頭位めまい)
頭を急に動かしたり、立ち上がったりしたときに起こることが多いです。内耳の異常が原因で、良性発作性頭位めまい(BPPV)と呼ばれます。「良性」は腫瘍などの重大な疾患ではないことを示します。めまいは通常1分程度で消失します。
視覚障害によるめまい
目はバランス感覚に大きく関与しています。視界がぼやける、歪むなどの視覚障害は、平衡感覚を乱し、めまいを引き起こすことがあります。
中枢神経系の疾患
中枢神経系は平衡感覚を統括しています。多発性硬化症、腫瘍、頸部外傷、脳卒中などの疾患があると、めまいが生じることがあります。
炎症・感染症
風邪やインフルエンザなどの上気道感染や、内耳に影響を与える炎症でもめまいが起こります。呼吸器症状がなくても発症することがあります。
メニエール病
内耳に過剰な液体がたまり、平衡感覚が乱れます。めまいは30分程度、時にはそれ以上続くことがあります。
片頭痛(ミグレン)
片頭痛は激しい頭痛だけでなく、視覚的な「オーラ」や光の閃光を伴うことがあります。これらの視覚異常がめまいを引き起こし、数分から数日続くことがあります。
誤解されがちな症状
単なるふらつきや失神感は、めまい(vertigo)とは異なります。低血圧、空腹、不安などが原因で起こります。
