膝の水腫(関節液貯留)の治療法

膝関節に過剰な液体がたまる状態を膝の水腫(関節液貯留)と言います。主な原因は外傷、過度の使用、変形性関節症、痛風、感染症などです。痛みや腫れ、炎症が見られ、診断にはX線、MRI、血液検査、関節液の採取と検査が行われます。

原因別の治療方針

  • 変形性関節症が原因の場合、関節液を抜き、ステロイド注射で炎症を抑えます。
  • 痛風による結晶沈着の場合、痛風治療薬とステロイド注射が行われます。
  • 感染が疑われる場合は関節液を排出し、抗生物質で治療します。

日常生活での対策

  • 患部をできるだけ安静にし、クッションで膝を心臓より高く保ちます。
  • 2時間ごとに20分程度、氷嚢や冷凍エンドウで冷却します。
  • 動く必要があるときは膝サポーターやブレースを使用し、関節への負担を減らします。

薬物療法

  • イブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)で炎症と疼痛を軽減します。用法・用量はラベルを遵守してください。
  • 市販薬で効果が不十分な場合は、医師に相談し処方薬を検討します。

ジメチルスルホキシド(DMSO)

  • DMSOは外用薬として炎症緩和と創傷治癒を促進します。70%DMSO、30%蒸留水に希釈し、厚手のゴム手袋を着用して適用します。
  • 綿や布に染み込ませて乾燥させ、1日3回、最大3日間使用します。改善が見られない場合は中止し、改善した場合は徐々に回数を減らします。
  • 使用中は口の中ににんにく様の味がすることがありますが、無害です。妊娠中の使用は医師と相談してください。
  • FDAはDMSOを膀胱炎(間質性膀胱炎)の治療にのみ承認している点に留意してください。

医学的状態 - 関連記事