痔核(痔)の治療法
痔核は、直腸下部の血管が腫れたり炎症を起こすことで生じます。排便時の力み、加齢、肛門性交、便秘・下痢、妊娠などが原因です。致命的ではありませんが、違和感や痛みを伴うことがあります。市販の薬や自然療法で症状を和らげることが可能です。
痔核の症状緩和法
-
温浴と清潔保持
1日数回のぬるま湯での座浴や、排便後に湿ったトイレットペーパーや綿パッドでやさしく拭くことで、肛門周辺を清潔に保ちます。氷嚢や市販の痔用クリーム、アスピリン、アセトアミノフェン、ステロイド系軟膏、ワセリン、坐薬なども腫れや痛みを軽減します。自己判断での治療は避け、必ず医師に相談してください。
-
ゴムバンド結紮(ゴムバンド結紮術)
医師が痔核の根元にゴムバンドを巻き、血流を遮断します。7〜10日で痔核は萎縮・壊死します。局所麻酔または全身麻酔下で行われ、痛みや感染リスクがあるため、専門医の施術が必要です。
-
硬化療法(硬化注射)
内部出血を伴う痔核に対し、硬化剤(硬化剤)を痔核の下部に注射します。血管壁が収縮し、痔核が縮小します。
-
赤外線凝固術(IRC)
麻酔不要で、赤外線プローブで痔核の血管を加熱し凝固させます。血管が閉じることで痔核が縮小します。診療所で手軽に行える治療法です。
-
痔核切除術(痔核切除手術)
全身麻酔下で痔核を外科的に除去します。内部の痔核静脈を結紮してから切除し、通常は当日退院が可能です。
