横紋筋溶解はカンジダ感染の症状ですか?
カンジダは約150種の酵母を総称する名称で、これらの一部が感染症(カンジダ症)を引き起こすことがあります。一方、横紋筋溶解は筋肉の損傷に伴って起こる状態で、カンジダ感染の症状ではありません。
カンジダとは
カンジダ酵母は通常、粘膜や皮膚に常在し、免疫力低下や衛生状態の悪化、暑い環境、締め付けの強い衣服、抗生物質使用による細菌バランスの変化などが重なると増殖し、感染症を起こすことがあります。
カンジダ症(カンジダ感染)の主な症状
- 膿疱やかゆみ、腫れ、皮膚のひび割れ
- 爪の離脱や白い斑点(口腔内・陰部など)
- 皮膚が厚くなる、赤みが出るなどの炎症
横紋筋溶解とは
横紋筋溶解は、深部の骨格筋が損傷すると、筋肉内のミオグロビンというタンパク質が血中に放出される状態です。ミオグロビンは腎臓で分解される際に有害な化合物を生じ、腎機能障害を引き起こすことがあります。
横紋筋溶解の主な原因
- 激しい身体的外傷や圧迫
- 過度の運動、熱中症、けいれん
- 薬物過剰摂取(例:スタチン、覚醒剤)
まとめ
横紋筋溶解はカンジダ感染の症状ではなく、筋肉の損傷や過度の負荷、熱中症、薬剤の副作用などが原因です。カンジダ感染は主に皮膚や粘膜に現れる発疹・かゆみ・白斑などが特徴です。両者は原因も症状も全く異なるため、適切な診断と治療が必要です。
