アディソン病の症状は波のように変動する

アディソン病は副腎の機能不全により起こります。犬では、他の疾患のステロイド治療を急に中止したことが原因となることがあり、獣医はステロイド投与を徐々に減らすよう指導します。症状は「波」のように出現と消失を繰り返すため、「偽装症候群(Great Imitator)」とも呼ばれます。一次性、二次性、非典型の3タイプがあり、正確な診断ができれば数年の延命が可能です。また、急性のアディソニア危機は嘔吐・下痢・失神を伴い、直ちに獣医の処置が必要です。

無気力と抑うつ

初期症状として、普段と違う倦怠感や興味の低下が見られます。飼い主が具体的に指摘できるほどの異常はないものの、犬が元気がなく、活動的でなくなることがあります。血液検査で電解質やACTH刺激試験を行い、コルチゾールの反応を確認することで診断します。

痛みと筋力低下

間欠的な痛みや筋力低下も特徴です。震えや手足の揺れ、階段や車への乗り込みを嫌がる様子が見られます。特に中年犬では関節炎と混同しやすいため、症状が出たり消えたりする場合は獣医の受診を検討してください。

食欲不振・飲水量増加

嘔吐や下痢に加えて、食欲の低下や飲水量の増加が波のように現れます。普段は食欲旺盛でも急に食べなくなる、または水を大量に飲むようになる場合は、腎不全など他の疾患の可能性もあるため、早めに検査を受けることが重要です。

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