インフルエンザの治療法
インフルエンザは急速に広がり、重症化すると肺炎などを引き起こす恐ろしい感染症です。多くの場合、抗ウイルス薬や市販薬で自宅で対処できますが、早めに医師に相談することが回復の鍵です。
オセルタミビル(タミフル)
オセルタミビルは、インフルエンザウイルスの増殖を阻害する抗ウイルス薬です。成人はもちろん、1歳以上の子どもにも有効です。服用は症状が出てからできるだけ早く、発症後2日以内が望ましいです。副作用として吐き気や嘔吐が報告されていますが、食後に服用すれば軽減できます。
ザナミビル(レレンザ)
ザナミビルは吸入型の抗ウイルス薬で、5歳以上の予防、7歳以上の治療に使用されます。オセルタミビルと同様にウイルス増殖を抑制し、A型・B型両方に効果があります。副作用は吐き気や上気道症状(咳、鼻水)で、喘息や慢性肺疾患のある人は呼吸困難が起きることがあります。
市販薬(OTC)
症状緩和を目的とした市販薬は多数ありますが、ウイルスの増殖を抑えるものはありません。主な成分は以下の通りです。
- デキストロメトルファン:咳止め
- ジフェンヒドラミン:鼻づまり緩和
- アセトアミノフェン/イブプロフェン:解熱・鎮痛
子どもにアスピリンを含む薬を与えると、レイ症候群という重篤な合併症を起こす恐れがあるため絶対に避けてください。
自宅での対処
インフルエンザに罹ったら、安静にして自宅で過ごしましょう。十分な水分補給と適切な室温の確保、十分な睡眠が回復を促します。また、外出を控えることで他者への感染拡大を防げます。
