脾臓肥大の原因は何ですか?

脾臓肥大(splenomegaly)は単独の病気ではなく、他の疾患が原因で起こります。放置すると脾臓が破裂し、致命的になるリスクがあります。

機能

脾臓はリンパ系の一部で、血液をろ過し、古くなった赤血球や異物を除去するとともに、免疫機能にも関与しています。

症状

多くの場合、症状はありませんが、以下のような症状が現れることがあります。

  • 左上腹部の痛みが左肩に放散する
  • 倦怠感や疲労感
  • 食事量が少なくても満腹感を感じる

原因

主な原因は次のとおりです。

  • 血液のがん(白血病、リンパ腫など)
  • 感染症(ウイルス性肝炎、マラリアなど)
  • 代謝性疾患(貯蔵病など)
  • 肝臓疾患(肝硬変、嚢胞性線維症など)

診断

医師は触診で上腹部の膨らみを確認し、血液検査やCTスキャンなどの画像検査で脾臓の大きさを評価します。

治療

治療は原因疾患の除去が中心です。感染症であれば抗生物質、がんであれば化学療法や放射線療法が行われます。原因が治療できない場合や脾臓破裂の危険がある場合は、脾臓摘出手術が検討されますが、術後は感染リスクが高まります。

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