脾臓は体でどんな役割を果たすのか?

脾臓は腹部左側に位置し、拳大ほどの大きさで肋骨に守られた重要な臓器です。脾臓がなくても生活は可能ですが、さまざまな生理的機能を担っています。

構造と基本的な働き

脾臓は「赤髄」と「白髄」の二つの海綿状組織から成り立っています。

  • 赤髄:血液を浄化し、古くなった赤血球や血小板を除去します。
  • 白髄:免疫系の中心で、リンパ球(白血球)の生成と抗体産生を行い、細菌やウイルスなどの侵入者を撃退します。

主な機能

  • 抗体を作り感染症に対抗する免疫機能。
  • 血液を貯蔵し、出血時に迅速に供給できるようにする。
  • 老化した赤血球や有害な細菌を除去し、血液をクリーンに保つ。

脾臓の肥大(脾腫)

脾臓が大きくなることは比較的よくある症状で、貧血や感染症などの基礎疾患を示すサインです。

肥大した脾臓の症状

  • 左肩や背中、胃部に圧迫感や痛みを感じることがあります。
  • 疲労感や出血しやすさが現れることがあります。

リスク要因と注意点

  • 年齢に関係なく、誰でも脾臓が肥大する可能性があります。
  • 脾臓がない状態では感染症にかかりやすくなります。
  • 脾臓が破裂した場合は、出血を止めるために外科的処置が必要です。

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