症状
高カリウム血症の主な症状は、麻痺や脱力感、吐き気、筋肉の疲労感、そして不整脈(心拍リズムの異常)です。心電図に特有の変化が現れることもあります。
原因
最も一般的な原因は腎機能障害(慢性腎不全や急性腎不全)です。その他、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)などの薬剤、ホルモン欠乏、アルコール依存、薬物乱用、重度の熱傷や外傷による赤血球破壊なども高カリウム血症を引き起こします。
医師の診察で期待できること
診察時には、既往歴や服用中の薬剤リストの確認、身体検査、血液検査が行われます。これにより、症状の原因や重症度を評価します。
診断
医師は腎機能、心電図の変化、血清カリウム濃度、酸塩基平衡(アシドーシス)の有無を総合的に判断し、適切な治療方針を決定します。
治療
急性期の高カリウム血症には、カルシウムグルコン酸、インスリン、アルブテロール、フロセミド(Lasix)、スルホン酸ポリスチレンナトリウムなどが使用されます。各薬剤は作用機序や副作用が異なるため、医師の指示に従って適切に投与します。
長期管理
長期的な治療は、根本原因の除去が中心です。カリウム摂取を制限した食事、原因薬剤の中止、必要に応じて利尿薬の使用などが推奨されます。定期的な血液検査でカリウム濃度をモニタリングし、再発防止に努めます。
