低血圧とは何か – 原因・症状・対策ガイド
正常な血圧は、収縮期血圧(上の数値)が約120 mmHg、拡張期血圧(下の数値)が80 mmHg 前後です。収縮期血圧は心臓が血液を動脈へ送り出すときの圧力、拡張期血圧は心拍の合間に心臓が休んでいるときの圧力を示します。低血圧(低血圧症)は、心拍ごとに測定される血圧が通常より著しく低い状態を指します。
低血圧の危険性
メイヨークリニックによると、収縮期血圧が90 mmHg 未満、拡張期血圧が60 mmHg 未満になると危険な低血圧と見なされます。個人差はありますが、極端に血圧が低下すると脳への酸素供給が不足し、心臓や脳にダメージを与える可能性があります。
原因
- ベータブロッカーやパーキンソン病治療薬、三環系抗うつ薬などの処方薬が血圧を下げることがあります。医師と相談し、用量調整が必要です。
- 市販薬でも血圧低下を招くものがあります。
- 心臓の重篤な疾患が原因になることがあります。
- 妊娠初期(約24週まで)は血圧が下がりやすいとされています。
- 極端に早産した新生児が低血圧になるケースも報告されています。
症状
- めまい、失神、視界のぼやけ、吐き気などが現れます。
- 理由のない抑うつ感も低血圧のサインになることがあります。
- 同様の症状は他の疾患でも起こり得るため、医師の診断を受けることが重要です。
食事と飲み物
- 脱水は血液量を減少させ血圧低下を招くため、十分な水分摂取が大切です。
- 果物、野菜、全粒穀物、タンパク質をバランスよく含む健康的な食事を心がけましょう。
- 炭水化物を控えめにした少量の食事は、急激な血圧低下を防ぐのに役立ちます。
ナトリウムと低血圧
- 塩分は血圧を上げる作用があるため、低血圧の改善に利用されます。ただし、過剰摂取は心臓疾患のリスクを高めるため、医師と相談の上で適量を守りましょう。
- 醤油は塩分が豊富で、料理に取り入れやすい代替品です。
その他の対策
- 姿勢を変えるときはゆっくりと動く。特に起床時は数回深呼吸してからベッドから出る。
- 寝るときは頭部を少し高くして、重力による血圧低下を軽減する。
