認知症の定義と概要
認知症は、個人の社会的・知的機能に深刻な影響を与える症状群です。脳の変性が主な原因で、他の健康状態と併発することも多くあります。
症状
- 記憶力の低下
- 思考や判断の混乱、整理整頓ができない
- 会話や意思疎通の困難
- 性格や行動の変化
- 運動機能や協調性の低下
原因
- 不可逆的な認知症の主な原因は、アルツハイマー病と脳卒中による脳機能障害です。
- 可逆的な認知症は、脳腫瘍、甲状腺機能障害、感染症、代謝異常などが挙げられます。
リスク要因
- 加齢や家族歴などの変更不可能な要因
- 過度の飲酒、コレステロールや血圧の異常、糖尿病、うつ病、喫煙などの生活習慣による管理可能な要因
合併症
- 栄養不良や個人衛生の低下
- 睡眠障害、うつ、せん妄
- 料理や運転といった日常生活動作の遂行困難
薬物療法
- 認知症の進行を遅らせる目的で、コリンエステラーゼ阻害薬(判断力・記憶力の向上)やメマンチン(記憶・学習機能に作用)などが処方されます。
