上顎洞に嚢胞ができるのはなぜ?
副鼻腔は左右対称に4対あり、頬骨の下にある上顎洞、鼻梁上部に位置する前頭洞、目と鼻の間にある篩骨洞、そして目と鼻の奥にある蝶形骨洞です。
診断
医師はまずMRIで嚢胞の有無を確認します。MRIで結果が不明確な場合は、より詳細な画像が得られるCT検査を実施します。嚢胞と似た症状を示す重篤な疾患と区別することが重要です。
種類
上顎洞にできた嚢胞だけが「上顎嚢胞」と呼ばれます。副鼻腔の各部位にできる嚢胞は、発生した洞の名前にちなんで命名されます。例えば、蝶形骨洞にできた嚢胞は「蝶形骨嚢胞」と呼ばれます。
症状
上顎洞の嚢胞は多くの場合無症状ですが、気道を塞いだり鼻腔内に圧迫を与えると手術が必要になることがあります。
再発リスク
上顎嚢胞を除去した後、同部位に新たな嚢胞ができることがあります。特に喘息やアレルギーを持つ人に多く見られます。症状が続く場合に限り、再手術が検討されます。
経過・予後
治療後は一時的に鼻の腫れや鼻詰まりを感じることがありますが、症状が落ち着くと元の不快感はほとんど消失します。再び症状が出た場合は、追加の画像検査で新たな嚢胞の有無を確認します。
