真菌・酵母感染症の概要と主な症例
皮膚真菌感染症
真菌の胞子が皮膚に付着し、特に乾燥した角質や皮膚の剥がれた部分から感染します。主な症状は、患部周辺に白く乾いた斑点やかさぶたができることです。
膣カンジダ症(膣酵母感染)
膣内のpHバランスが乱れると、常在する酵母が増殖しやすくなります。典型的な症状は、カッテージチーズ状の分泌物と、かゆみ・灼熱感です。
口腔・食道カンジダ症
口腔内の常在菌が過剰に増えることで発症します。免疫力が低下したとき(風邪の後やHIV感染など)に起こりやすく、白い斑点や痛みを伴うことがあります。
足白癬(アスリートフット)
湿った環境(ロッカールームやプールサイド)で真菌が繁殖し、足の指の間にかゆみや灼熱感を伴う発疹が現れます。
危険な真菌感染症(肺アスペルギルス症など)
アスペルギルス属の真菌が肺に感染すると、重篤な呼吸器症状を引き起こし、場合によっては致命的です。建設現場や家畜舎、鳥舎などの環境に多く存在します。
