腸閉塞の治療法と対処ステップ
腸閉塞とは
腸閉塞は大腸または小腸が何らかの原因で閉塞する状態です。腫瘍、クローン病、手術後の癒着などが主な原因です。主な症状は腹痛、嘔吐、下痢または便秘、発熱、腹部膨満感などです。閉塞は部分的または完全的に起こり、早期診断と治療が組織壊死を防ぐために重要です。
治療のステップ
ステップ1:診断の確定
腸閉塞は他の腹部疾患と症状が似ることがあります。医師は身体診察のほか、腹部CT、バリウム注腸検査、上部・下部消化管造影などの検査を行い診断します。
ステップ2:腹部膨満の除去
経鼻胃管を胃に挿入し、閉塞部位上の内容物を吸引して腸を減圧します。主に部分閉塞の緩和に用いられます。
ステップ3:内視鏡的処置
腸がねじれた場合、直腸から大腸へ内視鏡を挿入し、ねじれた部分を伸ばすことで閉塞を解除します。
ステップ4:静脈内点滴
嘔吐や下痢で失われた水分・電解質を補うため、点滴での再水分補給を行います。
ステップ5:手術療法
完全閉塞や壊死組織がある場合は外科手術で閉塞部位や壊死組織を除去します。
ステップ6:薬物療法
感染予防・治療のため抗生物質を投与し、疼痛緩和や嘔吐止めの薬も併用します。
ステップ7:基礎疾患の治療
クローン病や癌、ヘルニアなどの原因疾患を適切に管理し、再発を防止します。
