脂肪肝と食事管理のポイント

定期的な運動とバランスの取れた食事は、糖尿病や心疾患の予防だけでなく、肝臓の健康維持にも欠かせません。運動不足は肝細胞に脂肪が蓄積しやすくなり、脂肪肝(脂肪肝疾患)を引き起こします。放置すると肝機能が永久的に損なわれる恐れがあります。

症状

脂肪肝は多くの場合自覚症状がありませんが、疲労感や右上腹部の鈍い痛みを感じることがあります。診断は主に以下の2ステップで行われます。

  • 血液検査で肝酵素(ALT・AST)の数値を確認
  • 数値が高い場合は超音波検査で肝臓内の脂肪蓄積を評価

原因

脂肪肝は脂肪やカロリーの過剰摂取が主な原因です。そのため、過体重・肥満の方に多く見られます。また、糖尿病や過度のアルコール摂取もリスクを高めます。

体重を減らす

脂肪肝は永久的な病気ではありません。体重が原因の場合は、減量計画を立てましょう。体脂肪が減ると肝細胞内の脂肪も減少します。具体的には、低脂肪・低カロリーの食品を選び、食事の量を控えめにすることが有効です。

運動習慣

運動は体脂肪を減らし、脂肪肝改善に直結します。1日30分程度の中強度の運動を目安に、無理なく日常に取り入れましょう。時間が取れない場合は、週3回以上の運動でも効果があります。

アルコールを控える

たとえアルコールが直接の原因でなくても、脂肪肝と診断されたら飲酒は控えるべきです。食事と運動だけでも改善が期待できますが、アルコールは回復を妨げ、合併症のリスクを高めます。

医学的状態 - 関連記事