塞栓性脳卒中の主な兆候と症状

塞栓性脳卒中は、血栓や血球塊(エンボラス)が体内、特に心臓で形成され、血流に乗って脳へ運ばれ、酸素供給が妨げられることで起こります。血流が減少すると脳組織が酸欠状態になり、様々な症状が急に現れ、放置すれば永続的な脳障害につながります。

麻痺・しびれ

腕、脚、顔の一部が重く感じたり、力が入らなくなることがあります。多くの場合、体の片側だけに症状が出ます。笑顔を作ろうとしたときに口角が垂れ下がることも典型的です。

認知障害

突然混乱したり、他人の言うことが理解できなくなることがあります。会話の内容が把握できない、判断力が低下するなどの症状が見られます。

視覚障害

視覚を司る脳領域が損傷すると、急に視力が低下します。片目だけが見えにくくなることが多く、暗くなるような感覚として表現されることもあります。

言語障害

言葉が出なくなる、適切な単語が思い浮かばない(失語症)や、発語が不明瞭になることがあります。簡単な文を繰り返すことさえ困難になることがあります。

運動障害

めまい、バランス感覚の喪失、協調運動の障害が現れます。麻痺がなくても筋力制御が難しくなり、歩行や日常動作が困難になります。両腕を頭上に上げたとき、一方の腕が自然に下がってしまうことがあります。

激しい頭痛

突然の激しい頭痛は塞栓性脳卒中の重要なサインです。寝ている最中に目が覚めるほどの痛みや、体位変換や咳で痛みが増すことがあります。

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