甲状腺機能低下症の見つけ方
甲状腺機能低下症(甲状腺低下)は、甲状腺が十分なホルモンを産生しない状態です。特に50歳以上の女性に多く見られますが、年齢や性別に関係なく発症します。症状が現れたら、まず医師の診断を受けましょう。
主な症状
- 過度の疲労感
- うつ状態
- 急激な体重増加、食欲増加
- 乾燥した皮膚・髪、割れやすい爪
- 筋力低下、関節のこわばり
- 女性の場合、生理過多や寒さに対する過敏さ
診断までのステップ
- 症状の自己チェック:上記の症状があるか確認します。
- 体温測定:3日間連続で朝の体温を測り、平均が摂氏36.5度未満(華氏97.8度未満)なら甲状腺機能低下の可能性があります。
- 医師への相談:内分泌科専門医(内分泌科医)への紹介を受け、家族歴を伝えます。
- 血液検査:TSH、Free T3、Free T4 を測定。TSH が高く、T3・T4 が低い結果が典型的です。
- 画像診断:超音波検査で甲状腺の腫瘍や結節を確認。結節は多くの場合良性です。
- 治療開始:診断が確定したら、レボチロキシン(Synthroid、Levothyroxine)などのホルモン補充薬を服用。用量は血液検査結果に基づき調整し、効果は2週間程度で現れます。薬は生涯にわたって服用が必要です。
まとめ
甲状腺機能低下症は症状が緩やかに進行するため、自己チェックと定期的な検査が重要です。早期に診断し適切な治療を受けることで、日常生活の質を保つことができます。
