多発性硬化症(MS)の症状を管理する方法
多発性硬化症(MS)とは
多発性硬化症は、免疫系が中枢神経系を攻撃する慢性進行性疾患で、脳・脊髄・視神経を保護する髄鞘が破壊されます。症状は人それぞれで、視力障害、運動・感覚機能の低下、協調運動障害、排尿・排便・性機能の問題など多岐にわたります。
症状を管理するための5つのステップ
症状を記録し、適切な薬を使用する
FDA承認の薬剤が多数あり、実際に現れている症状に対してのみ使用します。ステロイドは神経の炎症を抑え、筋弛緩剤は関節や筋肉の硬直と痙攣痛を和らげます。疲労感には覚醒を助ける薬、排尿・排便障害や疼痛にはそれぞれの対症薬があります。
理学療法・作業療法を受ける
理学療法士が個々の症状を評価し、筋力強化、運動機能回復、協調性向上、症状悪化防止を目的としたリハビリプログラムを作成します。
カウンセリングを受ける
MSはうつや不安を伴いやすく、心理カウンセラーが認知の転換やストレス対処法を指導します。前向きな姿勢は病状の進行抑制に寄与するとされています。
定期的な運動を取り入れる
中等度の有酸素運動は体力、心肺機能、気分の改善に効果があります。ストレッチで関節の硬直を防ぎ、可動域を広げましょう。
バランスの取れた食事を心がける
過剰な体重増加は疲労感や柔軟性低下、排尿・排便障害を悪化させます。野菜・果物・良質なたんぱく質を中心に、適正体重の維持を目指しましょう。
