視神経炎

視神経炎は多発性硬化症患者に頻繁に見られる眼の疾患です。症状としては視神経の炎症により痛みや視力低下が起こります。炎症の程度により色覚異常や一時的な視力喪失が見られることもあります。ステロイド治療が一般的で、ほとんどの場合6か月以内に視力は回復します。

老眼(遠近調節障害)

多発性硬化症患者は老眼のリスクが高く、近くの物が見えにくくなります。矯正レンズ(遠近両用眼鏡)やレーザー手術、レンズ埋め込みなどで対処します。

ぼやけた視界・二重視

視神経の損傷や眼筋の弱化により、間欠的に視界がぼやけたり二重に見えることがあります。

眼振

眼振は不随意な眼球運動で、重度になると視力に影響します。薬物療法で症状を緩和できます。

その他の眼症状

多発性硬化症の急性増悪時に一時的な失明(最大24時間)が起こることがあります。また、調節異常(過度または不足の調節)、光刺激や音に対する光感覚(フォスフェン)、間欠的な眼の痛みなども報告されています。