多発性硬化症(MS)の痛みを上手にコントロールする方法
はじめに
多発性硬化症(MS)は、体が神経細胞を覆う髄鞘を誤って攻撃する疾患です。髄鞘の破壊により脳と身体の情報伝達が阻害され、症状は軽度から重度まで様々です。痛みはよく見られる症状で、以下の対策で緩和できます。治療は必ず主治医と相談し、現在の治療計画に加える形で行ってください。
ステップ1:処方薬を正しく服用する
医師の指示通りに薬を服用しましょう。MSの症状緩和や痛み軽減を目的としたステロイド、免疫抑制薬、インターフェロンなどがあります。副作用や症状の変化は正直に伝えることで、最適な薬に調整できます。
ステップ2:理学療法士と協力する
理学療法士は筋力や柔軟性を高め、痛みを軽減するエクササイズを指導します。日常動作の工夫や自宅でのリハビリもサポートしてくれます。
ステップ3:炎症を抑える食事を取り入れる
炎症を促す化学物質の生成を減らす食事が効果的です。たんぱく質は大豆や豆類、全粒穀物など動物性以外から摂取し、乳製品は控えめに。オメガ3脂肪酸を多く含む青魚、ナッツ、種子、そして抗酸化物質が豊富な果物や野菜を積極的に食べましょう。マルチビタミン・ミネラルのサプリメントもおすすめです。
ステップ4:代替療法を試す
代替医療として、ブロメライン(1日40 mg)の摂取がMSの痛み緩和に有用とされています。また、鍼灸やマッサージも効果が期待できます。
ステップ5:適度な運動を続ける
軽度から中等度のMSであれば、定期的な中強度の運動が多くの症状を改善します。運動プログラムは医師と相談し、個々に合った内容を決めましょう。
