壊血病になるとどんな症状が現れ、どのように対処すべきか

壊血病とは

壊血病はビタミンCが不足することで起こる疾患です。ビタミンCはコラーゲン合成に不可欠で、コラーゲンは骨、軟骨、筋肉、血管など結合組織の構成要素です。

かつては長期間海上にいる船員が新鮮な果物や野菜を取れずに罹患していましたが、現在の先進国では稀です。ただし、食生活が偏っている人やビタミンCの吸収障害を持つ患者では発症する可能性があります。

主な症状

壊血病の代表的な症状は以下の通りです。

・疲労感
・全身の倦怠感
・歯茎からの出血
・関節の腫れ・痛み
・皮膚の発疹
・あざができやすい
・傷の治りが遅い
・免疫機能の低下
・うつ状態やイライラ感

未治療時の合併症

治療せずに放置すると、次のような重篤な合併症を引き起こすことがあります。

・貧血
・心不全
・腎不全
・失明
・致命的な結果(死)

治療と予防

壊血病の治療は非常にシンプルで、ビタミンCのサプリメントを摂取するだけです。成人の推奨摂取量は1日あたり65〜90 mgですが、リスクが高い人はそれ以上の量が必要になることがあります。

予防はバランスの取れた食事で、特にビタミンCが豊富な果物や野菜を積極的に摂ることです。自分のビタミンC摂取量が心配な場合は、医師に相談しましょう。

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