ミオシスとは?瞳孔縮小の原因と対処法

ミオシスの概要

ミオシス(miosis)とは、眼の瞳孔が異常に縮小する状態を指す医学用語です。拡大した瞳孔(散瞳)を示すミドリアシス(mydriasis)とは逆の現象です。

主な原因

薬剤:オピオイド、ベンゾジアゼピン系、抗ヒスタミン薬など、一部の薬剤は副作用としてミオシスを引き起こすことがあります。

眼疾患:緑内障、ぶどう膜炎、網膜剥離などの眼の病気でも瞳孔が縮小することがあります。

神経系の障害:ホルネル症候群やアディーズ瞳孔など、交感神経や副交感神経の機能異常が原因になることがあります。

症状

最も典型的な症状は、瞳孔が小さく、針の先のように見えることです。その他、視界のぼやけ、焦点調整の困難、光に対する過敏感などが報告されます。

診断と治療

ミオシス自体が危険な状態であることは稀ですが、急激かつ強い縮小が見られる場合は、基礎疾患の有無を確認するために医師の診察が必要です。治療は原因に応じて行われます。

薬剤が原因の場合:使用中の薬を中止または代替薬に変更します。

眼疾患が原因の場合:緑内障やぶどう膜炎など、対象となる眼の病気に対する標準的な治療を実施します。

神経系の障害が原因の場合:根本的な神経障害の治療やリハビリテーションが検討されます。

予後

多くの場合、ミオシスは数日から数週間で自然に改善します。原因が適切に治療されれば、長期的な後遺症は少ないです。ただし、稀に永久的な瞳孔縮小が残るケースもあります。

突然の瞳孔縮小や視覚異常を感じたら、早めに眼科または神経内科を受診してください。

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