腱離脱傷の治療方法:必要なものと具体的手順
はじめに
腱が骨から完全に離れる損傷は「腱離脱傷」と呼ばれます。筋肉を骨に固定している腱が剥がれ落ちるため、血管がほとんどない腱は回復に時間がかかります。軽度の場合は保存的治療(RICE:安静・冷却・圧迫・挙上)で対応しますが、重症例では外科手術が必要です。
必要なもの
- 医師
- ブレース(装具)
- ギプス
- 添え木(スプリント)
- 松葉杖
- 氷(アイスパック)
- 圧迫用バンデージ
- 外科医
- 縫合糸
- ステープル
治療手順
- 安静:怪我をした動作を中止し、必要に応じてブレースやギプス、松葉杖で患部を固定し、ニュートラルな位置に保ちます。
- 冷却:氷嚢や冷却パックを1回20分程度、1日3~5回当てて腫れと痛みを抑えます。
- 圧迫:弾性バンデージで患部を適度に巻き、過度な腫れや出血を防ぎます(きつすぎないよう注意)。
- 挙上:可能な限り心臓より高い位置に患部を保ち、血流を抑えて腫れを軽減します。
- リハビリテーション:痛みと腫れが落ち着いたら、医師の指示に従いストレッチや可動域訓練を行います。段階的に筋力トレーニングを加え、回復を促します。手術後も同様のリハビリが必要です。
- 手術(必要な場合):腱離脱が重度の場合、外科医が剥がれた筋肉と腱を元の位置に戻し、瘢痕組織を除去します。その後、太い縫合糸やステープルで腱を骨に再固定します。
