立ち上がったときに腕を伸ばして揺らすと全身が揺れ、意識は失わないのに一時的に粗大運動機能の制御が失われるのはなぜ?
起立性低血圧とは
起立性低血圧は、座位や仰向けの状態から立ち上がった際に血圧が急激に低下する状態です。これによりめまい、ふらつき、場合によっては失神が起こります。立ち上がったときに軽いめまいを感じる程度は誰にでもありますが、頻繁に起きたり症状が強い場合は医師の診察を受けることが重要です。
起立性低血圧の原因
- 脱水症状:体内の水分が不足すると循環血液量が減少し、血圧が下がりやすくなります。
- 特定の薬剤:利尿剤やβ遮断薬など、一部の薬は血圧を下げる副作用があります。
- 基礎疾患:糖尿病、心臓病、パーキンソン病などの疾患も起立性低血圧を引き起こすことがあります。
起立性低血圧の主な症状
- めまい・ふらつき
- 失神
- 視界のぼやけ
- 混乱感
- 吐き気・嘔吐
- 手足のしびれやチクチク感
- 疲労感・倦怠感
起立性低血圧の対策と治療法
原因に応じた治療が必要ですが、まずは生活習慣の改善が効果的です。
- 十分な水分補給:1日8〜10杯の水を目安に飲み、脱水を防ぎます。
- 少量頻回の食事:血糖値の急激な変動を抑えるため、1回の食事量を減らし、回数を増やします。
- 定期的な運動:血液循環を促進し、心臓機能を強化します。
- 適切な睡眠:毎晩7〜8時間の睡眠を確保し、血圧調整ホルモンの分泌を正常化します。
- アルコール・カフェインの制限:これらは脱水を招きやすく、症状を悪化させます。
医師の診察が必要なタイミング
症状が頻繁に起きる、または重度である場合は、根本原因の特定と適切な治療のために早めに医師に相談しましょう。
