朝にアキレス腱が痛む理由は?

朝起きて最初に足を踏み出すとき、アキレス腱やかかとに痛みを感じることがあります。この痛みの原因となる代表的な疾患をまとめました。

足底筋膜炎 (Plantar fasciitis)

足底筋膜はかかと骨と足指をつなぐ厚い組織です。炎症や刺激が起きると、特に朝起きて最初に足を踏み出すときに、かかとや土踏まずに痛みを感じます。

ハグランド変形 (Haglund's deformity)

かかとの後部、アキレス腱が付着する部位に骨の肥大ができる状態です。この肥大が腱に摩擦を起こし、朝のこわばりや痛みが顕著になります。

後踵滑液包炎 (Retrocalcaneal bursitis)

かかと骨とアキレス腱の間にある滑液包が炎症を起こすと、かかとの裏側に痛みが出ます。特に歩き始めやかかとに圧がかかるときに強く感じます。

アキレス腱炎 (Achilles tendinitis)

過度の使用や外傷によりアキレス腱が炎症を起こすと、朝は硬直と痛みが強く、軽い動きで徐々に和らぎます。

足根管症候群 (Tarsal tunnel syndrome)

脛骨神経が足根管を通過する際に圧迫され、かかとや足に痛み、しびれ、チクチク感が出ます。

これらの症状が続く場合は、整形外科や足病医(ポディアトリスト)へ受診し、正確な診断と適切な治療を受けることが重要です。放置すると症状が悪化することがあります。

筋肉の損傷(肉離れ) - 関連記事