むち打ちによる慢性首痛の原因と対策

原因

首が前後に急激に振られることで、筋肉や靭帯が通常の可動範囲を超えて伸び、損傷します。むち打ちは自動車事故だけでなく、ジェットコースターや振り子型アトラクション、スポーツによる衝撃でも起こります。

症状

むち打ちや慢性首痛の主な症状は、事故直後または数日後に現れる首の痛みです。その他、首のこり、頭痛、肩・腕・顎・背中の痛み、疲労感、めまい、耳鳴り、灼熱感やチクチク感などがあります。慢性化すると、うつ、ストレス、鎮痛薬への依存、睡眠障害、イライラや不安感も見られます。

診断

医師はまず頸部や背部のレントゲン撮影で骨折や脱臼の有無を確認し、必要に応じてMRIで軟部組織の損傷を評価します。

治療

軽度の痛みには市販の鎮痛剤が推奨されます。重度の場合は処方鎮痛薬や筋弛緩剤が使用されます。また、数週間の間、柔らかい頸椎カラーを装着して首を保護し、さらなる損傷を防ぎます。

リハビリテーション

頸椎カラーから離脱する際は、理学療法士の指導のもとで適切なエクササイズを行い、首の筋力と柔軟性を回復させます。慢性痛に伴う精神的な苦痛には、カウンセリングや抗うつ薬が有効です。

予防・対策

車のヘッドレストは自分の頭の高さに合わせて調整しましょう。ヘッドレストが低すぎると、衝突時に頭が後方へ過度に倒れ、首に余計な負担がかかります。

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