首の痛みと障害

概要

首の痛みは捻挫や筋肉・靭帯の過伸展が主な原因です。頚部は脊髄や神経、筋肉、靭帯から構成され、損傷により神経が圧迫されると痛みが生じます。また、髄膜炎、関節炎、椎間板ヘルニア、下肢の痛みが頚部に放散して首の痛みを引き起こすこともあります。

主な障害の種類

首の痛みは感染症や甲状腺・食道の炎症、腫瘍、頚動脈の内膜裂傷など多様な原因で起こりますが、特に以下の4つが代表的です。

痙性斜頸(痙性頚部ジストニア)

首の筋肉が異常に収縮し、頭部がねじれた姿勢になる疾患です。原因は不明ですが、抗精神病薬などが症状を悪化させることがあります。20〜60歳の成人に多く、痛みを伴う痙攣や突発的な頭部の動きが特徴です。

寰枢関節亜脱臼

第一頚椎と第二頚椎の位置がずれる状態で、重度の外傷やリウマチ性関節炎が原因です。頚部の鈍い痛みや神経圧迫が見られますが、致命的になることは稀です。

顎関節症(顎関節障害)

顎関節に起こる障害で、女性に多く見られます。筋緊張、関節内ディスクの異常配置、関節炎、過可動性などが原因で、顎周囲の硬直感や頚部のこりが主症状です。

頸椎症(頚椎変性症)

椎骨や椎間板の変性により神経が圧迫される状態です。主に変形性関節症が原因で、頚部、上背部、肩の痛みが現れます。

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