首の手術が行われる主な理由は何ですか?

首の手術が行われる主な理由

首の領域のさまざまな疾患や症状に対して、外科的処置が選択されます。代表的な適応は以下の通りです。

甲状腺疾患

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)や甲状腺腫、拡大した甲状腺、甲状腺がんなどの治療のために、甲状腺の一部または全摘出が行われます。

副甲状腺疾患

副甲状腺ホルモンが過剰に分泌される副甲状腺機能亢進症では、過剰な副甲状腺を摘出し、血中カルシウムのバランスを整えます。

頸部腫瘤・腫瘍

頸部にできるリンパ節腫瘤、良性腫瘍(脂肪腫など)や悪性腫瘍の除去、または生検が必要な場合に手術が行われます。

頸動脈疾患

頸動脈エンドアルテレクトミーにより、動脈内のプラークを除去し、脳への血流低下や脳卒中リスクを低減します。

喉頭・声帯の疾患

声帯麻痺、声帯腫瘍、喉頭がんなどに対して、声帯手術や喉頭全摘(ラリンゲクトミー)などが行われます。

気管の疾患

気管狭窄や軟化症(気管軟化症)といった呼吸路の問題に対し、気管再建やステント留置などの手術が選択されます。

頸椎(脊椎)疾患

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、頸椎の変性による神経圧迫や疼痛に対し、頸椎手術が実施されます。

先天性頸部疾患

出生時から存在する先天性頸部腫瘤や斜頸(斜頭症)などの矯正のために手術が行われます。

美容目的の頸部手術

首リフトや顎下脂肪吸引など、見た目を改善するための美容外科手術もあります。

手術の適応や具体的な手術法は、患者さんの病状や全身状態により異なります。必ず専門医と相談し、十分な説明を受けた上で判断してください。

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