神経チェック(ニューロチェック)とは?

脳震盪などの頭部外傷では、まず完全な神経評価が必要です。評価で損傷の程度を把握し、診断後は神経チェックで患者の状態をモニタリングします。これらのチェックは主に最初の24時間に行い、患者の経過を評価します。

頻度と期間

神経評価の頻度は初回評価に基づきます。通常、担当医が最初の所見に応じてスケジュールを設定し、特に注意すべき項目を示します。例えば、意識喪失を伴うグレード3の脳震盪患者は、最低でも最初の24時間は神経チェックが必要です。チェックで状態に大きな変化が認められた場合は、頻度や期間を見直すことがあります。

意識状態

初回評価で意識レベル(LOC)が決定されます。全覚醒から昏睡までの範囲があります。神経チェックでは、現在の意識レベルを初回と比較し、改善・悪化・維持を判断します。患者が会話可能なら、言語の明瞭さや思考パターンを確認します。話すことができるかは重要な指標です。

運動機能

各チェックでは患者の動きと筋力を評価します。初回評価時の状態と比較し、筋力低下や可動域の制限がないか観察します。歩行が可能ならバランスの問題も確認します。異常が見られた場合は、すぐに担当医に報告します。

眼球と瞳孔

瞳孔反射を中心とした眼の検査も神経チェックの一部です。初回評価で視力、視野、光反応(瞳孔の収縮)を記録します。以降のチェックでは、光に対する瞳孔反応の変化や視力の変化がないか確認します。

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