上向き足底反射の定義と概要

上向き足底反射は、1歳未満の乳児に頻繁に見られる反射で、成人でも病的な状態として現れることがあります。

定義

「足底」とは足の裏を指す語で、ラテン語の「planta」から来ています。

説明

上向き足底反射は、足の側面を刺激したときに親指(第一趾)が上向きに伸び、他の指が同時に広がる現象です。乳児に頻繁に見られますが、成人でも観察されることがあります。

原因

恒常的な上向き足底反射は、運動ニューロン、脊髄、または大脳の病変に起因する神経系の障害が主な原因とされています。

バビンスキー反射

上向き足底反射は、医学的には「陽性バビンスキー反射(Babinski sign)」とも呼ばれます。

歴史

1903年、神経学者ジョセフ・バビンスキー博士が、足の指が広がり親指が上向く恒常的な足底反射を初めて報告し、これが「バビンスキー徴候」と呼ばれるようになりました。その後、同現象は「上向き足底反射」とも呼ばれるようになりました。

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