車椅子利用者向けの身体活動とスポーツガイド
医療状態や予後に応じて、日中のほとんどを車椅子で過ごす必要がある方もいらっしゃいます。足の機能が全くない方でも上半身や腕の動きを活かして活動できるケースが多く、逆に腕や肩の可動域が制限されている方もいます。理学療法士は、全体的な健康維持とメンタルヘルス向上を目的とした適切な身体活動を提案してくれます。
車椅子でできる活動
近年の車椅子は、個々のニーズに合わせたカスタマイズが可能です。レース用、バスケットボール用、山岳クライミング用、ビーチ用など、さまざまな用途に合わせたアクセサリーが開発されています。代表的な活動としては、車椅子フェンシング、スキー、テニスなどが挙げられます。
ジュニア世界選手権
Wheelchair & Ambulatory Sports USAは米国オリンピック委員会のメンバーで、車椅子利用者向けに多彩なイベントを開催しています。ジュニア世界選手権では、卓球、ウェイトリフティング、射撃、アーチェリーなどが競われ、レクリエーションから競技まで幅広いスポーツが提供されています。
適応スポーツ
車椅子利用者でも、従来から親しんできたスポーツを楽しめます。ハンドサイクリング、スレッドホッケー、クアッドラグビーなどは、Wheelchair Sports Federationが支援しています。また、野球、フットボール、テニス、バスケットボールといった競技も、専用の車椅子や装置で参加可能です。障害者ゴルファーは特別設計のゴルフカートや用具を使い、全国でレクリエーションや大会に出場しています。
特にバスケットボールやハンドサイクリングは、ハンドクランク付きの車椅子が普及し、人気が高まっています。さらに、ボートでのセーリング、スカイダイビング、競技ダンスなど、医療技術と工学の進歩により、ほぼすべてのスポーツが車椅子利用者にとって身近になっています。
障がい児向けスポーツ
車椅子を使用する子どもたちも、パラリンピックやアメリカ義足サッカー協会、米国障がい者アスリート大会などで競技に挑戦できます。アメリカ適応スポーツ協会によると、車椅子スポーツは筋力、持久力、柔軟性の向上に寄与し、肥満やうつ病の予防にも効果的です。すべての年齢層で健康的な生活を支える重要な手段となっています。
